SNSの中でも人気が高いFacebookですが、最近ではアカウントの乗っ取り被害が増えています。乗っ取り被害に遭うと、自分の知らない投稿やメッセージが友達に送信されるなど、大きなトラブルに発展する可能性があります。しかし、適切な対処方法を知っていれば、被害を最小限に抑えることができます。そこで本記事では、Facebookアカウントが乗っ取られた場合の対処法について詳しく解説していきます。特に、二段階認証によるセキュリティ強化について、具体的な手順を含めて説明していきます。Facebookアカウントの乗っ取り被害に遭わないためにも、ぜひこの記事を参考に、適切な対策を講じてください。
Facebook乗っ取りとは
Facebook乗っ取りとは、第三者によって不正にアカウントを乗っ取られることを指します。乗っ取られたアカウントは、自分の意図しない投稿がされたり、友達になりすまされたりする被害に遭うことがあります。また、乗っ取りによって自分の個人情報が盗まれる危険性もあります。
Facebook乗っ取りの手法とは
Facebook乗っ取りの手法はさまざまですが、代表的なものは以下の通りです。
- フィッシングサイトによるアカウント情報の盗難
- 不正なリンクをクリックすることでマルウェアをダウンロードさせ、アカウント情報を盗まれる
- 安易なパスワードを使っていることでアカウントが乗っ取られる
Facebook乗っ取りの被害
Facebook乗っ取りの被害には、自分のアカウントに不正な投稿がされたり、友達になりすまされたりすることが挙げられます。また、アカウントが乗っ取られることで、個人情報が漏えいする危険性があります。
Facebook乗っ取りの被害例
以下は、Facebook乗っ取りの被害例です。
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- 友達になりすまされ、偽の情報を送られたり、不正なリンクを送られたりする
- アカウントが乗っ取られ、個人情報が盗まれる
- 自分のアカウントで自分が意図しない投稿がされ、信頼関係が損なわれる
Facebookが乗っ取られたら真っ先にやることは？
Facebookのアカウントが乗っ取られた場合、速やかに以下の対処を行うことが重要です。
パスワードを変更する
アカウントが乗っ取られた場合、乗っ取り犯はあなたのパスワードを知っています。そのため、速やかにパスワードを変更することが必要です。新しいパスワードは、強固でランダムなものに設定し、以前に使ったパスワードとは異なるものにすることが大切です。
すべてのアカウントからログアウトする
「Facebookアカウントが乗っ取られた場合、速やかに行うべき対処方法の一つに、すべてのアカウントからログアウトすることがあります。なぜなら、パスワードを変更しても乗っ取り犯がログインしている場合、依然として不正行為を継続することができるためです。
まず、新しいパスワードを設定したら、すぐに「全アカウントをいったんログアウト」する必要があります。この方法で乗っ取り犯を、再設定した新しいパスワードを知らない状態に閉め出すことができます。
「ログアウト」するには、「他のデバイスを確認」を選択する必要がありますが、ログインした端末のリストを確認する暇はありません。また、ログインした地名が見覚えのない場合があることにも注意が必要です。GPSの位置情報を元にリスト化されているため、位置情報がズレていることがあります。
上記のように、Facebookアカウント乗っ取り被害に遭った場合は、速やかに「すべてのアカウントからログアウト」することで被害を最小限に抑えることができます。
不審な投稿やメッセージを削除する
乗っ取り犯によって投稿された不審な内容やメッセージがあれば、速やかに削除することが必要です。また、友達になりすまされている場合は、友達リストから削除する必要があります。
Facebookサポートに連絡する
Facebookサポートに連絡し、アカウントが乗っ取られた旨を伝えることが重要です。Facebookサポートは、アカウントの確認や復旧の手続きを行ってくれます。また、乗っ取り犯が投稿した不審な内容やメッセージがあれば、Facebookサポートに報告することもできます。
友人に連絡する
上記手順を踏んだら、偽のメッセージや投稿が送られてしまった｢友達｣に緊急連絡してください。
以上の対処を行うことで、被害を最小限に抑えることができます。さらに、アカウント乗っ取りを防ぐためには、強固なパスワードの設定や不審なアクセスに気をつけることが重要です。
Facebook乗っ取り対策
Facebook乗っ取りを防ぐためには、以下の対策が必要です。
- 強固なパスワードを設定する
- 不正アクセスに注意する
- アカウントのセキュリティ設定を確認し、必要に応じて設定を変更する
- Facebookアカウントは「二段階認証」を設定する
パスワードの強化と管理
パスワードの強化と管理には以下のポイントがあります。
- パスワードはランダムで複雑なものにする
- 同じパスワードを使い回さない
- パスワードを定期的に変更する
- パスワードはメモ帳などに保存せず、パスワード管理ツールを利用する
不審なアクセスに気をつける
以下の不審なアクセスには注意が必要です。
- 知らない相手からのフレンドリクエストやメッセージ
- 不審なリンクや添付ファイル
- Facebookのサイトと異なるURLからのアクセス
Facebookアカウントは「二段階認証」を設定する
Facebookアカウントのセキュリティを高めるために、必ず「二段階認証」を設定することが推奨されます。二段階認証とは、ログイン時にパスワードの他に、認証コードやセキュリティキーなどの追加情報を入力することで、アカウントへの不正ログインを防ぐセキュリティ機能です。
以下は、Facebookアカウントに二段階認証を設定する手順です。
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- Facebookアカウントにログインし、「設定」をクリックする。
- 「セキュリティとログイン」をクリックし、「セキュリティキー」を選択する。
- セキュリティキーを設定するには、Facebookアプリを利用するか、USBキーなどのサードパーティ製品を利用することができます。
- アプリを利用する場合は、スマートフォンに対応した認証アプリをダウンロードし、FacebookアプリでQRコードをスキャンします。USBキーを利用する場合は、コンピューターに挿入し、設定を完了します。
- 設定が完了したら、ログイン時にパスワードと認証コードを入力することで、アカウントのログインを承認する必要があります。
まとめ
Facebook乗っ取りは、自分の意図しない投稿や友達になりすまされるなどの被害を引き起こす恐れがあります。しかし、強固なパスワードを設定したり、不審なアクセスに気をつけたりすることで、乗っ取りを防ぐことができます。万が一、アカウントが乗っ取られた場合には、速やかにパスワードの変更やFacebookサポートへの連絡を行うことが重要です。
京都在住のWebディレクター。SNSに触れることが多く、SNS全般の問題や不具合を解決するためのお役立ち情報を発信します。
