この記事では、Twitter(X)のRTについて詳しく紹介します。RTがリツイートの意味だということはわかりますが、ツイートの文章内に「>RT」や「<RT」、「>>RT」を含み投稿している人をたまに見かけませんか?
今更ですが、この「>RT」の意味についてわかりやすくお伝えします。
TwitterのRTはリツイートを意味する
まず初めに、TwitterのRTはリツイートの略です。他のユーザーのツイートをそのままタイムラインに投稿することを指します。
では、ツイートの文章内に「>RT」と入れているものはどういった意味があるのでしょうか?次の項目でお伝えします。
ツイートの文章内に「>RT」や「<RT」の意味
ツイートの文章内の「>RT」や「<RT」は、直前に他者の投稿をRT(リツイート)して、そのRT(リツイート)に対してのツイートという意味で「>RT」を使われています。「<RT」についても同様の意味です。
「>RT」や「<RT」は、ツイートの文章の文頭や文末に付けられますが、位置が異なったとしても今は変わらないです。
リツイートに対してのアクションとして使われるもので、使い方によっては、「リツイートした投稿が気になってプロフィールページに行く」など、「>RT」付きのツイートを見たユーザーを別の投稿やプロフィールページに誘導することができます。
「>RT」や「<RT」が使われる場面・使い方
「>RT」や「<RT」が使われるのは主に次のような場面です。
- フォロワーとは関係がないツイートをリツイートする時
- 意見を述べたい時
Twitterは匿名性が高いSNSで、興味や関心が合うユーザーと繋がるコミュニケーションツールということで、普段ツイートしている内容とかけ離れている場合やアカウントのテーマと合わない場合は、マナーとして、RT(リツイート)ではなく、「>RT」でツイートを行われています。
また、リツイートしてしまうと、自分の発言が多数のユーザーへ届いてしまう可能性が高いので、ズバズバ意見を述べたい時や発言によって悪目立ちしそうな場合も「>RT」を用いられることがあります。
RT(リツイート)機能が日本版Twitterに追加されたのは2010年
Twitterはアメリカで2006年に誕生したサービスです。2007年にはハッシュタグ(#)機能が追加され、2008年には日本でもリリースされました。
リリースされた当時は、Twitterがどんなものなのかわからない一般人がとりあえず登録しようと実名でアカウントを作成することが多かったようです。この頃は「~なう」という言葉が流行った時期で、「ボーリングなう」、「新宿なう」といったツイートを連続投稿しているユーザーも少なくありませんでした。
実は、RT(リツイート)機能が日本版Twitterで登場したのは、2010年に入ってからです。それまでは、以前の投稿を引用する際に「>RT」や「<RT」を用いられていました。
このRT(リツイート)機能が追加される以前の名残のようなかたちで、10年以上経った2023年現在でも「>RT」や「<RT」が使われていると考えられます。
まとめ
今回は、Twitter(X)のRTについて、そして「>RT」や「<RT」の意味や使い方を詳しく紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました。
京都在住のWebディレクター。SNSに触れることが多く、SNS全般の問題や不具合を解決するためのお役立ち情報を発信します。