この記事では、LINEで相手側のトーク履歴(メッセージ)を消したい時の対処法と注意点について解説します。
間違ってメッセージを送信した時に役立つ情報となるので、LINEを使用されている人は予備知識として知っているといざという時に助かります。
メッセージを削除する方法は複数存在しますが、「自分の送信したメッセージを削除する場合」と「相手側のトーク履歴にあるメッセージを削除する場合」では方法が異なります。
それでは、相手側のトーク履歴(メッセージ)を消したい時の対処法と削除する際の注意点を合わせてわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
LINEの相手側のトーク履歴(メッセージ)を消したい時の方法
LINEのトーク履歴を消す方法は主に3パターン存在します。LINEの相手側のトーク履歴(メッセージ)を消す時の方法と合わせて全てのパターンをお伝えします。
誤った方法を選択してしまうと、相手側のトーク履歴を消すことができなくなるので、それぞれの特徴を確認することをおすすめします。
- トーク画面でメッセージを送信取消する(相手側のトーク履歴は消える)
- トーク画面からメッセージを削除する(相手側のトーク履歴は消えない)
- トーク画面からトーク履歴を削除する(相手側のトーク履歴は消えない)
- トークルームを削除する(相手側/自分のトーク履歴は消えない)
トーク画面でメッセージを送信取消する(相手側のトーク履歴を消せる)
トーク画面からメッセージを送信取消することができます。こちらの機能は2017年に実装されたものでメッセージを送信してから24時間以内であれば使用することができます。
送信取消を使えば、相手側のトーク履歴(メッセージ)も消せるので、「間違って送ってしまった!」という場合に備えて覚えておくと便利です。
トーク画面でメッセージを送信取消する手順
- LINEアプリを起動します
- 送信取消したいメッセージが存在するトーク画面を開きます
- 送信取消するメッセージを選択して、長押しします
- 「送信取消」を選択します
相手が通知設定をONにしていると送信取消しても内容がバレる?
送信取消したメッセージは相手側のトーク履歴から消えますが、通知設定をONにしている場合、通知画面にメッセージ内容が表示されてしまいます。
ですから、送信取消したとしてもメッセージ内容が相手側に伝わることがあるので、メッセージを送る前に内容の確認はしっかりと行うようにすることが大切です。
送信取消が行われたメッセージは、その時点でプッシュ通知(通知画面)でも内容が確認できなくなります。(送信取消されたメッセージのプッシュ通知画面で「〇〇が送信を取り消しため、このメッセージは表示できなくなりました。」に切り替わります。)
トーク画面からメッセージを削除する(相手側のトーク履歴は消えない)
トーク画面からメッセージを選択して削除することができます。こちらの方法は自分のトーク画面上のメッセージを削除することはできますが、相手側のトーク画面からメッセージが消えることはありませんのでご注意ください。
トーク画面からメッセージを削除する手順
- LINEアプリを起動します
- 削除したいメッセージが存在するトークルームを開きます
- トーク画面から消したいメッセージを選択して長押しします
- 「削除」を選択します
削除したいメッセージを複数選択することが可能です。少量の場合はこの方法で問題ありませんが「トーク履歴を全て削除したい」という場合は、次に紹介するトーク履歴の削除方法を参考にしてください。
トーク画面からトーク履歴を削除する(相手側のトーク履歴は消えない)
トーク画面から一括でトーク履歴を削除することができます。こちらの方法それぞれのトークルームで使用することができますが、一度、削除を実行してしまうとトーク履歴を元に戻すことはできなくなるので、事前によく考えてから行動に移しましょう。
また、自身のLINEアカウント内のトーク履歴しか消えませんので、相手側のトーク履歴を消すことはできないことも覚えておいてください。
トーク画面からトーク履歴を削除する手順
- LINEアプリを起動します
- 消したいトーク履歴が存在するトークルームを開きます
- 「その他」をクリックします
- 「トーク履歴をすべて削除」をクリックします
トークルームを削除する(相手側/自分のトーク履歴は消えない)
トーク履歴を消す方法の一つにトークルームの削除があります。ただし、正確にはトークルームを削除したとしてもトーク履歴は残るため「トーク履歴を表示させなくする」ものとなります。
トークルームを削除すると、LINE画面にトークルームが表示されなくなりますが、非表示となっただけでトークルームは存在します。(相手側からメッセージが届くとトークルームは表示されます。)
この方法は、あくまで自分のLINE画面からトーク履歴が確認することができなくなるという方法となり、相手側のトーク一覧画面ではトークルームが削除されないことも覚えておいてください。
トークルームを削除する手順
- LINEアプリを起動します
- トーク一覧画面を開きます
- 削除したいトークルームを選択して、左にスワイプします
- 「削除」項目をクリックすれば、トークルームは削除されます
相手側のトーク履歴を削除する際の注意点
相手側のトーク履歴を削除する際の注意点をまとめました。上記でお伝えした「送信取消」を行うことで、相手側のトーク履歴を消すことができるのですが、その際に操作を誤ると削除できなくなるおそれがあるので、ぜひ相手側のトーク履歴を削除する際に参考にしてください。
メッセージを削除した後、「送信取消」はできない
トーク画面でメッセージを「削除」すると自分のトーク画面から消えてしまいます。一度、削除したメッセージは二度と表示されることはありませんので、後から「送信取消」を行うことができません。
相手側のトーク画面でメッセージを消したい時に「削除」を選択してしまうと、メッセージは相手側のトーク画面に残った状態となってしまうので気を付けてください。
24時間過ぎたメッセージを「送信取消」はできない
送信してから24時間過ぎたメッセージは「送信取消」することはできなくなります。「送信取消」を行う場合はできるだけ早く行動しましょう。24時間経つと相手側のトーク履歴から自分のメッセージを消すことができなくなるのでご注意ください。
「送信取消」を行ったことは相手にバレてしまう
「送信取消」を行うことで、相手のトーク履歴からメッセージを削除することができますが、「送信取消」を行ったメッセージは相手側のトーク画面に「メッセージの送信を取り消しました」という表示で残ります。
したがって、相手がトーク画面を開いた時に「送ったメッセージを消した」ことはバレてしまいます。
また、相手がトーク画面を確認してしまった後に「送信取消」を行ってしまった場合、相手に不信感を与えてしまうおそれがありますので、できる限りメッセージの「送信取消」は送った後にすぐに行うことをおすすめします。
アカウントを削除しても相手側にトーク履歴は残る
メッセージを送信して24時間以上経ってしまい「送信取消」ができなくなったので、「自分のアカウントを削除すれば、トーク履歴も消える」と考えて、アカウント削除を行う人もいるかもしれませんが意味はありません。
アカウントを削除すれば、相手側のLINEアプリ内の「友だちリスト」から自分のアカウントが消えるので、トーク履歴も消えたように見えますが、トークルーム一覧には「メンバーがいません」のトークルームが残り、そのトークルームを開くとトーク履歴を確認することができます。
相手のLINEアプリのバージョンが古いと「送信取消」が反映されない
LINEの「送信取消」機能は2017年から実装されたもので、バージョン7.12.1以降のLINEアプリで使用することができるものとなります。
相手が、バージョン7.12.1以前のLINEアプリを使用している場合は、こちらが「送信取消」を行ったとしても相手側のトーク履歴からメッセージが消えることがありません。
現在は、「送信取消」機能が実装されてから5年ほど経っているのでほとんどの場合、このような現象が起こることはありませんので、99%「送信取消」することはできます。
グループトークのトーク履歴を削除する方法
上記で、相手側のトーク履歴からメッセージを消す方法として「送信取消」を紹介しましたが、グループトークでも同じ手順でメッセージを消すことができます。自分以外に参加している相手側の画面からメッセージを削除する場合は「削除」ではなく「送信取消」を選択してください。
まとめ
今回は、LINEで相手側のトーク履歴(メッセージ)を消したい時の対処法と注意点について解説しました。相手側のトーク履歴から完全にメッセージを消すことはできません。
ただし、やり方次第で相手にメッセージ内容を伝わらないようにすることができます。
できる限り、後になってメッセージの「送信取消」を行わないように、相手に送るメッセージの内容は確認しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
京都在住のWebディレクター。SNSに触れることが多く、SNS全般の問題や不具合を解決するためのお役立ち情報を発信します。